2026年10月5日
小さな違いが大きな違いをもたらす──アカウントプランの成果は「やり方」で決まる

成果の出る方法と、ちょっと違うだけ。
それだけで、結果はまったく変わってしまいます。
しかも、自分たちでやっていると、知らない間に正しくないやり方になっている。
これが、本当によくあるのです。
先に結論をお伝えします。
同じ「アカウントプラン」という言葉を使っていても、やり方の小さな違いが、成果を大きく変えます。
そして、そのズレは自分たちで治すのは簡単ではありません。
正しいやり方を知っている人に見てもらうことが、成果への近道です。
ゴルフでわかる「小さな違い」の怖さ
小さな違いの怖さがいちばんよくわかるのが、ゴルフだと思っています。
クラブの角度が、ほんの少し違う。
タイミングが、ほんの少しずれる。ちょっとした気持ちの持ち方ひとつで、ボールの軌道も飛距離も、まったく違うものになります。
ゴルフの先生にアドバイスいただくと、不思議なくらい、すぐにまっすぐ綺麗に打てるようになります。
ところが、また一人で練習すると、良かった打ち方と同じにやっているつもりでも、ズレが出てしまい、毎回うまく打つのが難しくなります。
だから私は、良い打ち方が定着するまで先生に習って、しっかり基本を身につけました。
そうしたら、練習不足でラウンドしても、失敗を極端に減らすことができました。
アカウントプランも、まったく同じ
多くの企業の方とお話しすればするほど、わかってきたことがありま す。
同じ「アカウントプラン」という言葉を使っていても、やり方の違いにより、成果が大きく異なっているのです。
セッションの進め方。コーチングの方法。参加するメンバー。振り返りのやり方。
一つひとつは、小さな違いに見えます。
でも、その小さな違いの積み重ねが、大型案件が生まれる組織と、生まれない組織を分けています。
具体的にどこで差がつくのかは、関連記事「成果が出ないアカウントプランの特徴」「成果が出るアカウントプラン」で詳しくお伝えしています。
なぜ自己流のズレは、自分で治せないのか
ゴルフのズレを自分で直せないのは、自分のスイングが自分では見えないからです。
アカウントプランも同じです。
自分たちのセッションのやり方が正しいかどうかは、社内の人間にはわかりません。
社内では、それが「当たり前のやり方」になっているからです。
せっかく良い仕組みを導入しても、ちょっとしたやり方の違いで、成果が出なくなってしまう。
これほどもったいないことはありません。
正しいやり方を知っている人に見てもらって、初めて直せる。
ゴルフにレッスンプロがいるように、アカウントプランにも、成果の出るやり方を知っている伴走者が必要なのです。
定着するまでが、勝負
もうひとつ、ゴルフから学べることがあります。
一度教わ っただけでは、定着しないということです。
教わった直後はうまくいきます。
でも、時間が経つと、少しずつ自己流に戻っていく。
だからこそ、正しいやり方が組織に定着するまで、繰り返し実践し、見てもらうことが大切です。
アカウントプランなら、四半期に1回のセッションを、伴走支援を受けながら1年間回す。
それで、成果の出るやり方が企業文化として根づいていきます。
あなたの会社のアカウントプラン、知らない間にズレていませんか。
よくある質問
Q1. 自社のアカウントプランがズレているか、どうすればわかりますか?
A1. 簡単なチェックは「直近のセッションから、新しい大型案件の仮説が生まれたか」です。生まれていなければ、進め方・メンバー・振り返りのどこかがズレている可能性が高いです。外部の専門家にセッションを一度見てもらうのが、最も早い診断方法です。
Q2. 一度研修を受ければ、正しいやり方は身につきますか?
A2. 研修で型を理解することはできますが、ゴルフと同じで、一人で実践するうちに少しずつ自己流に戻りがちです。定着するまでは、実際のセッションに伴走者がつき、その場で軌道修正を受けることをおすすめします。
Q3. どのくらいの期間で定着しますか?
A3. 四半期に1回のセッションを1年間(4回)、正しいやり方で回すと、組織に定着してくる企業が多いです。弊社では研修で型を学んでいただいたあと、1年間の伴走支援で自走できる状態までご支援しています。
N.Kナーツ株式会社について
代表の加藤夏美はIBMで25年間、大手企業への法人営業に従事。独立後は「成果のでる提案手法を日本の営業現場に届ける」をミッションに、アカウントプラン・セールスイネーブルメントの導入と、法人営業のソリューション営業への転換を伴走支援しています。

