2024年1月22日
職人気質の長所を最大限に活かすエンジニアの営業術

エンジニアなど専門分野の知識がないと売れない製品やサービスの営業活動においては営業のみで最後まで販売するのは困難です。そのため、エンジニアなどの専門職のメンバーと一緒に提案活動を行うことになります。その際に、単純にセールスエンジニアとして、営業から依頼された技術的な部分の支援をするのではなく、エンジニア自らが営業マンのように行動する事が成約に大きな影響を与えます。そのため、エンジニアに営業偏差値50レベルの営業力をつけさせることにより、売上に大きなインパクトを与える事が可能です。
1. 職人気質の定義と特徴
職人気質は、仕事における高い専門性とこだわりを持つ特徴があり、仕事に対する熱意やプロ意識です。職人気質を持つ人々は、以下の特徴があります。
①高い専門性と技術力: 職人気質の人々は、自分の得意分野において高度な技術や専門知識を持っています、さらにその分野での熟練度を追求し、常にスキルの向上を目指す特徴があります。
②完璧主義:仕事の完成度にこだわりがあります。妥協が許せず、最高品質の成果を生みだすためにはどんな努力もいとみません。
③熱意と情熱:仕事に対する情熱を持ち、それが大きな動機づけとなります。仕事を単なる義務ではなく、 生きがいと捉えています。
④継続的な学び:常に新しいことを積極的に学び、成長し続けることが当たり前だと思っています。彼らは技術や業界の変化に適応し、進化し続けます。
⑤自己要求: 自画自賛の傾向があります。自己向上を常に追求し自己評価をあげていくことで満足しています。
⑥責任感:自分の専門分野の仕事に対する責任感が強くやり抜く力があります。最後まで諦めずに対応ができます。
2. 仕事へのこだわりと営業への適用
エンジニアとしての完璧主義は、営業においても非常に重要となります。 仕事に対する詳細なこだわりを持ち、クライアントのニーズを徹底的に理解するために努力を惜しみません。このこだわりは、提供される商品やサービスの品質向上に繋がり、信頼性を築く基盤となります。完璧主義を営業に適用することで、エンジニアは高度な完成度を持つ営業戦略を構築できます。そクライアントのニーズを的確に把握し、提案活動において専門的な知識を活かす能力を発揮します。営業プロセスを継続的に改善し、顧客に最高の価値を提供することを常に考え、実践するようになります。
3. 顧客視点の重要性とは?
エンジニアとしての視点と顧客視点はしばしば異なります。エンジニアは技術的な視点で物事を捉える傾向があり、これが顧客の視点とは異なることが多々あります。しかし、お客様視点を取り入れたエンジニア活動は成功の近道です。
技術に裏打ちされたソリューション提案を行うために、エンジニアはお客様のニーズや課題を徹底的に理解し、それを専門的な知識と結びつけることができます。この ようなアプローチにより、エンジニアはお客様との強力な信頼関係を築き、長期的なビジネス関係を構築することができます。エンジニアは技術的な知識を活かしながら、お客様中心のアプローチを追求し、無敵なセルジニア(営業もできるエンジニア)を目指しましょう。
4.エンジニアとしての視点の活用
エンジニアの職人気質はエンジニアは営業においても成功するポテンシャルを秘めています。エンジニアは常に高い専門性と技術力を持っており、これを営業に活かすことで、クライアントとの信頼を築くことができます。お客様志向を取り入れ、お客様との長期的な信頼関係を構築するために努力をいとまないです。エンジニアのプロのアプローチは、営業においても非常に有効であり、高度な技術力が必要な案件ほどセルジニア(営業もできるエンジニア)とお客様との信頼構築に欠かせません。
ますます高度な技術を要求される昨今、セルジニア(営業もできるエンジニア)になることは、新たなビジネスチャンスを獲得する近 道です。営業職のようなバリバリの営業力をつける必要ありません。営業偏差値50レベルを身につければ、無敵なセルジニアになれると確信しています。エンジニアに営業力をつけさせるにはどうしたらいいのかお困りでしたら、1万人以上のエンジニアと仕事をしてきたN.K.ナーツにてエンジニアの営業力強化のお手伝いが可能です。
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